前場の日経平均株価は36円安と小反落。前日の米市場が下げたほか、明日からの日米首脳会談を控え朝方からポジション調整の売りが優勢に。ただ、売り一巡後は円安に傾いたこと、1ドル112円台に回復したことを受け下げ幅を縮小となった。
個別では、資本・業務提携先のEMTGの特別顧問に就任した「秋元康」氏の影響、新事業などへの期待感から【3661】エムアップがストップ高。また、上方修正の【2180】サニーサイドアップ、上方修正+配当増額の【5950】日本パワーファスニングなどもストップ高になった。
その他、上方修正+配当増額の【7841】遠藤製作。直近、ソーシャルロボットのユニロボットと資本業務提携を材料視された【2438】アスカネット。17年3月期業績予想を好感された【6727】ワコムなどが大幅高となった。
後場は明日からの日米首脳会談を控えてることから引き続き手控えムード。日経平均は下げ幅を縮小してはいるが積極的に上値を追う展開は厳しいかと思う。直近値を飛ばした高値圏の銘柄は今日の後場、そして明日と手仕舞い売りを警戒。