本日の日経平均株価は95円安と4日ぶりに反落。後場は一段安とイエレンFRB議長の講演、週末要因を背景に利益確定売りが強まり下値サポートの節目1万9500円の節目割れての大引けとなった。
個別では、3月4日にプレオープンするハウステンボスの新VRアトラクション施設に、同社が企画・製作したオリジナルのVRコンテンツの提供を行ったとの発表を材料視された【4763】クリーク・アンド・リバー社が一時ストップ高となったほか、1対10の株式分割を引き続き材料視の【1401】エムビーエスがストップ高。また、直近IPOの【3469】デュアルタップ、直近何度も注目で取りあげた同じく直近IPOの【6541】グレイステクノロジーの新値追い、大幅上昇が目立っていた。
週明けは今晩のFRB議長の講演内容。利上げ観測が強まるかがポイントに。日経平均は本日1万9500円割れ、再度利上げ観測が強まれば週明けGUでのスタート。早々に節目の1万9500円節目抜けも期待できるが、そうならなかった場合は再度1万9000円～1万9500円圏の動きに逆戻りになる可能性も。
また、来週は米雇用統計も控えており、方向感が掴み難い展開も想定しておきたい。物色面では引き続き直近IPO、円高にあまり左右されないゲーム関連。値動き軽い仕手性強い小型株などが面白いかと思う。
