本日の日経平均株価は64円高と5日ぶり反発。週末の米雇用統計の前哨戦ADP雇用統計を好感。来週のFOMCでの利上げが濃厚との見方から円安が進み買いが先行。買い一巡後は明日のSQ、米雇用統計控え上値は重かったものの、終日プラス圏の推移に。なお、日経ジャスダック平均が20連騰、小型株の上昇がやはり目立ち、過去最高の22連騰に迫る。
個別では、テキスタイルFPCの開発に関する進捗状況の発表を引き続き材料視の【2706】太洋工業が4日連続のストップ高。また、性能・機能を一新させた第7世代の高性能・高速波長可変レーザーを開発したとの発表を材料視の【6777】santecや三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断を「Buy」、目標株価1750円に設定した【6966】三井ハイテックがストップ高となった。
ほか、宅配ロッカー関連の【5900】ダイケン、【3434】アルファCoが引き続き強い動きとなったほか、立会外分売の実施発表からの1部昇格への期待の【6200】インソース。米アルフィー日本法人と銀聯カードユーザー向け決済サービス開発で合意の【3623】ビリングシステムが大幅高に。
明日はメジャーSQ、そして夜に雇用統計、週明けFOMCとイベント控えてるだけに基本様子見スタンスで。触る場合は直近の上昇が目立つ小型株での短期値幅取りのみで、主力など中長期目線狙いの買いはしっかりと方向性が出てからに。今はできるだけキャッシュポジションは高めておくのが良いかと思う。