前場の日経平均株価は47円安と小反落。米市場がまちまちの動きとなったなか、手掛かり材料難に売りが先行。売り一巡後は下げ渋るもやはりこれといった買い材料なく様子見ムードの流れに。物色は予想通り、個人主体での材料株、中小型株、直近IPOなどが中心となっている。
個別では、「玄品ふぐ」の中国フランチャイズ展開に向けて、上海企業とエリア本部契約を締結したことを発表した【3372】関門海やRIZAPと広告出稿業務委託契約の【4833】ぱどがストップ高に。また、前日に引き続き農業ICT関連銘柄の一角として関心が集まる【7985】ネポン。ソーシャルメディア上で記者発表会の様子をライブ配信するサービス「ソーシャル ライブ記者発表会」を提供開始すると発表した【2436】共同ピーアールなどが大幅高に。
その他、手掛かり材料難から資金が集まる直近IPOからは【6537】WASHハウス、【3479】ティーケーピー、【9325】ファイズ、【6544】ジャパンエレベーターサービス、【4597】ソレイジア・ファーマなどの上昇が目立っている。
後場はいつも通り日銀のETF買い思惑あるが過度の期待は禁物。引き続き材料株、中小型株、直近IPOでの短期値幅取り中心の立ち回りが安定かと思う。