本日の日経平均株価は51円高と反発。後場は売りが先行し、売り仕掛けのような動きからマイナス転換する場面があったが、前日のように極端に売り込まれるような動きにはならず。売り一巡後はプラス転換と持ち直しの動きとなった。
個別では、世界で初めて道路に敷設したコイルからインホイールモータへの走行中給電による実車走行に成功したと発表した【6505】東洋電機製造が後場急伸し、ストップ高まで買われた。また、日本眼科学会総会が明日開催されることからの思惑買いが入った【4576】デ・ウエスタンが一時ストップ高の大幅高に。
その他、エアリアルイメージング(AI)事業の期待の高い【2438】アスカネットや直近IPOで人気の高い【9325】ファイズ。来期第2四半期に9億円超の補助金収入計上を引き続き材料視された【7827】オービスなどが後場一段高となった。
後場寄りこそ売り先行もその後は落ち着いた雰囲気となり、直近大きく下げていた新興市場の銘柄など買い戻し優勢となったが引き続き油断は禁物。
寄り付き上値が重かった節目のポイントの1万9000円を早々に回復出来ないようであれば再度戻り売り押される展開を想定。目先は1月安値の1万8650円~節目の1万9000円をレンジと考えこれをどちらに抜けてくるか注目。
なお、明日は北朝鮮問題の米中首脳会談、今週末には米雇用統計と積極的に上値は追い難いと考えておいたほうが無難かと思う。