本日の日経平均株価は50円安と3日ぶり反落。前場は地政学的リスクや円高重しに売りが先行し、軟調に推移。後場も売り先行で始まったものの、その後は日銀によるETF買い思惑に下げ幅を縮小。ただし、戻りは限定的に。
個別では、株式分割好感の【3261】グランディーズやデル日本法人と業務提携に向けて協議を開始したと発表した【2488】日本サード・パーティがストップ高。また、スマホゲーム「ぼくとドラゴン」において、劇場版「FAIRY TAIL -DRAGON CRY-」とのコラボを発表した【3689】イグニス。横浜国立大学と次世代光増感材を開発すると報じられた【4117】川崎化成工業なども大きく買われた。
その他、注目銘柄であり、信用規制解除への思惑、個人に人気の高い銘柄の【2160】ジーエヌアイがプラス転換となったほか、同じく直近注目銘柄の【4597】ソレイジアが400円台乗せの大幅上昇に。
明日も引き続きシリアや北朝鮮情勢の緊迫化など地政学リスク警戒からの様子見ムード。下値模索の展開を引き続き注意。明日も地合いにあまり左右されない防衛関連(過熱気味)、監視カメラ関連、個別材料株中心に値幅取り狙いの動きがメインとなると思う。継続して慎重にいきたいところ。