前場の日経平均株価は231円安と大幅続落。シリアや北朝鮮問題からの地政学的リスクへの警戒感から売り優勢の展開。投資家の投資マインドは相当悪化しており、押し目買いも限定的となっており、引き続き下値模索の展開が警戒されている。
個別では、補助金収入9.43億円を特別利益として計上予定の【7827】オービスがストップ高と人気が継続しているほか、今期業績予想や自社株消却を好感の【8273】イズミもストップ高に。また、上方修正を引き続き好感のゲーム関連の【3810】サイバーステップや分割好感の【3475】グッドコムアセットなどが大きく買われた。
その他、防衛関連のテーマ株。【6208】石川製作所、【4274】細谷火工、【7963】興研、【3409】北日本紡績(、【6946】日本アビオニクスなど過熱感が個人的には気になるが引き続き人気を集めている。
後場も下値模索、売り仕掛けの展開などを警戒。日銀によるETF買いの思惑もあるだろうが過度の期待は禁物だと思う。