前場の日経平均株価は57円安と5日続落と、引き続き地政学的リスク警戒からの円高など重し。朝方は売り先行し、売り一巡後は買い戻しが入るもその後は戻り売りに押され上値は重い印象だ。
個別では、先週末に決算・増配などを好感からのストップ高となった【5817】JMACSが2営業日連族のストップ高。また、ATMの通信安全に向け新サービス開始と報じられ【8023】大興電子通信や18年2月期の業績見通しを好感された【6532】ベイカレントなどもストップ高にとなっている。
その他、上方修正好感の【6323】ローツェや先週に優待新設を発表した直近IPOの【3561】力の源ホールディングス。上期黒字転換で「継続企業の前提に関する重要事象等」記載解消の【6172】メタップス。パズル航海RPG「クリプトアイランド」の事前登録を近日発表するとした【2656】ベクターなどが大幅高となっている。
日経平均はマイナス圏で推移し、主力は手掛けづらさは先週に続き変わらずだが、中小型株には買い戻しの動きも入っており、それ程地合いは悪くないように見える。
下値模索の展開を警戒しつつも好業績銘柄のなどはここから徐々に買い下がっていくのもありかとは思う。