前場の日経平均は42円高と続伸。朝方は米株高、円高背景に上昇したものの、一巡後は戻り売りに押され上げ幅を縮小。地政学リスク警戒のほか、日米経済対話や米主要企業の決算発表を控え様子見ムードも強い状況となっている。
個別では、前日引け後に発表された上方修正好感の【6719】富士通コンポーネントや中国での介護事業で人気化した【2425】ケアサービスなどが信用規制解除をきかっけにストップ高。また、医療費用保証分野でJALUXとの連携を発表した【7191】イントラスト、ゼットンを連結子会社化することを発表した【3073】ダイヤモンドダイニングなどが大幅高に。
前場の上げ幅縮小。戻りの鈍さの流れから個人投資家のマインドも悪化している可能性がありそうだ。後場は手掛かり材料難に狭いレンジでの推移、最悪はマイナス転換の流れも想定しておいたほうがいいかと思う。