前場の日経平均株価は349円高。仏大統領選のマクロン氏勝利の結果や米雇用統計の良好な結果を背景に買い先行で始まりほぼ全面高とリスクオン。日経平均は一時1万9800円台を更新し、年初来高値を更新した。
個別では、決算好感の【7813】プラッツやレオスキャピタルの大量保有が伝わった直近IPOの【3560】ほぼ日がストップ高。また、上方修正の【3660】アイスタイル、いすゞ自動車と資本業務提携を引き続き材料視の【2788】アップルインターナショナルなどの上昇も目立っている。
その他、「経済産業省は4日、4月下旬から愛知・三重県沖で実施しているメタンハイドレートの商業化に向けた実験で、天然ガスの産出を確認した」と報じ、メタンハイドレート関連である【6297】鉱研工業、日本海洋掘削(1606)などに思惑買いが集まる。
日経は年初来高値を更新、一気に2万円を目指す動きもあり得なくはないが短期的過熱感が個人的にはやはり気になるところ。特に本日大幅GUスタートで始まり窓を開けてのスタートとなった銘柄の深追いは要注意。全体の上げに乗り遅れた人は無理して買うよりは押し目待ちが無難かと思う。