前場の日経平均株価は6円高と3日ぶり小反発。寄り付きこそは前日の欧米株高を背景に買い先行スタートとも徐々に上げ幅を縮小。買い一巡後は為替がやや円高に傾いたほか、米株価指数先物の上値が重いことを嫌気し一時マイナス圏に沈む場面も。
個別では、前日の発表された決算や中期経営計画を好感された【4288】アズジェントや日立ハイテクと資本業務提携を発表した【7707】プレシジョン・システム・サイエンスがストップ高。また、18年3月期の業績見通し好感の【6545】インターネットインフィニティー、18年3月期の黒字化見通し好感の【7448】ジーンズメイトが一時ストップ高の大幅高となった。
その他、注目銘柄でもある保守的決算でありスイッチ好調、スマホゲームの新作期待も高い【7974】任天堂が再び大台の3万円台を乗せてきたほか、仕手性強く、値動き軽いゲーム株の【3667】enishや決算通過からの安心感。スマホ版「みんゴル」期待が高い【3793】ドリコムなどの上昇も目立っている。