前場の日経平均株価は97円安と反落。為替の円高やロシアへの機密情報漏えい疑惑でトランプ米大統領への批判が強まっており、トランプ米政権の先行き不透明感から売りが先行。一巡後は下げ幅縮小も戻りは限定的に。
個別では、17年3月期決算や「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載解消を好感の【9980】マルコや株式分割と株主優待制度の導入の【3185】夢展望が連日のストップ高。また、株式分割好感の【9416】ビジョンが大幅高の上場来高値を更新したほか、決算好感の【3661】エムアップが急伸となった。
その他、アミド誘導体の中国における特許査定を取得の【4579】ラクオリア創薬。西葛西駅前に首都圏3拠点目となるホテルを建設の【3479】ティーケーピーなどが買われている。
日経平均は2万円の大台を前に上値を重く読みづらい動きを継続しているだけに目先は好決算銘柄や中小型株など個別物色中心の立ち回りが良いかと思う。
