前場の日経平均株価は58円高と続伸。朝方は先週末の米株高を背景に買いが先行。ただ、買い一巡後は予想通り手掛かり材料難に伸び悩む展開に。また、北朝鮮が弾道ミサイル発射もこれによる影響は限定的。
個別では、株式分割・株主優待制度の導入の発表などから人気が継続の【3185】夢展望が3日連続ストップ高から先週末の大幅高を挟み再びストップ高と爆騰中。また、エアバック問題でトヨタなどと和解の【7312】タカタが連日のストップ高のほか、子会社のニューズピックスが米ダウ・ジョーンズ・アンド・カンパニーと合弁会社の設立を伴う業務提携を行うと発表した【3966】ユーザベースがストップ高となった。
その他、先端医療検査に関わるサービス事業への参入を発表した【7519】五洋インテックス。株式分割、実質株主優待拡充の【2752】フジオフードシステムなどが大幅高となった。
注目銘柄からは決算から上昇トレンド入りした【6787】メイコーが堅調に推移し、先週末資金流入した【2150】ケアネットが寄り付き直後に一気に資金が入り大幅高。ゲーム株で一押しの【3793】ドリコムはバンナムとの業務提携、合併会社設立好感ののほか、「うたプリ」期待の高い【2706】ブロッコリー、【3656】Klabなど、直近注目に挙げた銘柄は軒並み好調だ。
日経平均は後場も引き続き上値重い展開が想定されるが、人気の高い個別銘柄での立ち回り、短期銘柄、中長期銘柄と上手く分けての物色を意識。