前場の日経平均株価は279円高と大幅続伸。日経平均は前日の米株高や円安背景に2015年12月2日以来の2万円台の大台を回復するとその後も堅調な推移となった。物色は主力大型株や銀行株などが大きく買われ、一方で新興新興は直近急騰した銘柄など利食いも入っておりまちまちといった印象。資金の流れは主力にシフトチェンジか。
個別では、子会社であるエーアイエスの「医療データ分析ツール」が日本最大級のグループ医療機関に導入されたと発表し、前日ストップ高の【3937】AWSホールディングスやゲーム関連であり、前日信用規制解除から資金流入の【3667】enishが連日のストップ高。また、スクリーン・インターナルの大口受注を好感から人気の【6239】ナガオカ、5月度の月次受注額を発表し、これを好感の【6656】インスペックなどが大幅高に。
日経平均は大台であり節目の2万円を抜けてきたことによりここから更に上げてくる可能性あり。特に大きく買いが入ってる主力銘柄はしばらく好調な動きが継続か。一方で新興は主力に資金が回り始めている点を考えやや慎重にといったところかと思う。