本日の日経平均は317円高の大幅続伸と大台の2万を回復。終値では2015年8月19日以来約1年9カ月ぶりの高値水準まで上昇。前日の米市場、強い米ADP雇用統計が予想を上回る内容、米国経済の強さが再確認されたことや、為替相場のドル高・円安の流れも追い風となった。
個別ではでストップ高の銘柄は、AI関連、セキュリティ関連と二つのテーマが絡んでいることから【4847】インテリジェント ウェイブ。株式分割の発表から強い買いが継続している【2425】ノムラシステムコーポやゲーム関連出遅れが指摘された【3664】モブキャストなど。
また、直近IPOのバイオベンチャーであり、小型株であることからも個人投資家の人気が高い【4597】ソレイジアが一時ストップ高の急伸となったほか、「Rakuten Music」に洋楽拡張の配信環境を開発の【3634】ソケッツや人工知能とマッシュルーム社の次世代IoTデバイス「VIA」(ヴィア)を組み合わせ、低コストなO2Oマーケティングが可能となる「Marketing Touch」を共同で事業展開すると発表した【6185】ソネット・メディア・ネットワークスなどが大幅高に。
その他、仕手性の強い小型株の【8946】ASIAN STAR、【7612】Nuts、【6731】ピクセラなどの上昇も目立ってた印象。
週明けも引き続きゲーム系、人口知能(AI)関連、一部材料系の銘柄などは上昇期待したいが(する銘柄もあると思うが)、一部の直近連騰続きの銘柄の大幅安、ストップ安銘柄も目立ってきており、特に新興市場の銘柄は注意。
日経平均が2万円台の大台を超えてきたとあって流れは完全に新興銘柄→主力銘柄の流れ。