無料対話アプリのLINEは22日、日本と米国で準備を進めていた株式上場を年内は見送ると明らかにした。7月までに東京証券取引所と米証券取引委員会に上場申請書類を提出し、今秋の上場を目指していた。
米連邦準備理事会が7月にイエレン議長の米議会証言に合わせて提出したリポートでSNSの株価の割高感を指摘。LINEが中国で利用できなくなっていることなども、年内の上場を見送る背景になったようだ。
しかしLINEは上場申請を取り下げてはいない。株式上場を断念したわけでない。これを悪と捉えると良と捉えるか注目だ。