日経平均は245円高の1万7041円と大幅反発。原油価格が反発したことやドル・円が1ドル117円台後半まで円安方向に振れていることもあり買いが優勢の展開。東証一部の主力銘柄中心に買い戻しの動きとなっているほか、好業績銘柄などへの選別物色の流れに。業種別ではゴム製品や鉱業、建設などが高く、証券や非鉄金属、鉄鋼が安い。
個別では、大和証券と富裕層向けビジネスで連携すると発表したことが買い材料視された【3266】ファンドクリエーショングループがストップ高。ゲーム関連の【4777】ガーラ、水素関連の【4777】宮入バルブ製作所などが大幅高で連日の年初来高値を更新となっている。一方、業績報道のあった【4661】オリエンタルランドは続伸スタートから3万円台乗せる場面があったが、3万円台の節目を乗せたことによる達成感などから反落している。
原油先物価格が急反発したことを背景に急反発な買い戻しの動きとはなったが、原油市場や外部環境の不透明感は引き続き強い。来週には欧州でECB理事会とギリシャ選挙なども控えてるだけにここからもう一段の上値は難しいかと思う。
