仕手株・ファンド介入リーク情報【3/4 大引け】
本日の日経平均株価は111円安と続落となり、2月5日ぶりりに終値で5日線を下回った。前日の米国株安を受けて売り先行。材料難から下げ幅を広げる場面があったが、日銀によるETF買いへの思惑もあり、後場にかけては下げ幅を縮小する展開に。業種別では、業種別の値上がりは、空運や鉱業、鉄鋼、医薬品、石油・石炭製品。値下がりは金属製品や保険、銀行、情報・通信、倉庫・運輸関連などが目立った。東証1部の出来高は21億3732万株、売買代金は2兆3142億円。騰落銘柄数は値上がり595銘柄、値下がり1127銘柄、変わらず138銘柄。
個別では、パナソニックと業界最小のSiC(炭化ケイ素)パワーモジュールを共同開発したと発表した【6882】三社電機製作所が後場急伸しストップ高。、【2160】ジーエヌアイグループは、ゴールドマンサックスが持ち株比率1位と伝わり大幅高。その他、【3907】シリコンスタジオが後場一段高のほか、【2121】ミクシィや【3727】アプリックスIPホールディングスなども買われた。
今晩は米市場で、ADP雇用統計、ISM非製造景気指数、ベージュブックなどが発表予定。特にベージュブックは、17~18日開催の次回FOMCでの議論の資料となるだけにその内容が注目される。
なお本日、日銀にによる買い入れはETFが352億円。J-REITが12億円となっている。