前場の日経平均株価は241円高と大幅反発。前日の米市場は下落したものの、直近の調整による自律反発狙いの動きが優勢となり、日経平均は買い先行。また、ゆうちょ銀行の株式投資拡大期待、明日の投信設定に向けた需給思惑なども支援材料となり、寄り付き後の日経平均は上げ幅を拡大、主力を中心に幅広い銘柄に買いが入った。業種別では、ゴム製品、陸運、その他金融、銀行、倉庫・運輸関連などの上昇が目立つ。
個別では、LINEが新規上場の手続きを再申請したことが報じられ関連銘柄、【2321】ソフトフロント、【3661】エムアップ、【2489】アドウェイズ、【3815】メディア工房など多数の銘柄が軒並み急伸、ストップ高が目立った。その他、シティでは投資評価を「2」から「1」に格上げ、目標株価も3800円から5000円に引き上げた【7751】キャノン、「三井物産子会社から養鶏場を譲受」が買い材料となった【3038】神戸物産などが堅調に推移している。