本日の日経平均株価は399円安と大幅反落。日経平均は後場に先物主導で一時441円安まで下げ幅を拡大、その後も明日の祝日、祝日後の郵政上場を控えてか手控えムードが続き安値圏でのもみ合いに終始した。業種別では33業種全てが下落、鉄鋼が4%超の下落となったほか、海運業、非鉄金属、陸運業などが値下がり率上位となった。
個別では、自社株買いが好感された【4971】メックが後場一段高。【2810】ハウス食品グループ本社によるTOBに賛同した【7630】壱番屋がTOB価格にサヤ寄せする動きから年初来高値を更新した。その他、後場に決算発表のあった【5938】LIXILグループ、 岩井コスモ証券の新規買い推奨の【2175】エスエムエス、上半期営業利益は10.3億円から17.4億円に増額した【6272】レオン自動機などが買い優勢となった。一方、16年3月期の連結業績予想を下方修正して期末配当減額の【6651】日東工業や、16年3月期の連結業績予想を下方修正した【8136】サンリオなどが大幅安となった。
祝日明け、本日の大幅安の反動から一時的に上昇する可能性もあるが引き続き下に開いた窓埋めへの動きを警戒。押し目を狙うにしても今のところはじっくり慎重にを心掛けておきたい。