前場の日経平均株価は412円高と4営業日続伸。前週末発表の10月の米雇用統計の良好な内容を背景に米株が上昇、ドル・買い円売り円売り進んだことから、幅広い銘柄が上昇。買い先行後も上げ幅を拡大させ日経平均は取引時間中としては8月21日以来約2カ月半ぶりに1万9600円を回復となった。業種別では、精密機器、保険業、銀行業、その他金融業などが値上がり率上位に。値下がり鉱業の1業種のみとなった。
個別では、【8306】三菱UFJ、【8411】みずほ、【8316】三井住友などメガバンクが買われたほか、【7203】トヨタ、【7261】マツダなども強く【7270】富士重工業は年初来高値を更新。また、【1853】森組は上方修正から値上がり率トップに。その他、先週末大幅反発となった【6176】ブランジスタが再び高値を更新、ストップ高を付けている。
日経平均は日足一つ目の窓埋めを達成。今週末にはSQを控えるが週前半は比較的強い動き継続か!?短期的な上昇ピッチの早さへの警戒感も持ちつつも雇用統計前に仕込み済み、既存のポジションは強気に利益を伸ばしていきたいところだ。