本日の日経平均株価は377円高と4営業日続伸。後場は10月雇用統計の結果を受けての買いは一巡後、やや利益確定売りに押される場面もあったが値圏はキープ。終値で1万9600円台に乗せ、8月20日以来、2ヵ月半ぶりの高値水準を回復した。業種別では、保険業、精密機器、銀行業、その他金融業などが値上がり率上位に。一方、値下がりは、鉱業、非鉄金属の2業種のみとなった。
個別では、いちよし証券のレーティング格上げを好感された【7550】ゼンショーホールディングスや通期上方修正の【1722】ミサワホーム、【7291】日本プラストなどが大幅上昇。上半期は前年同期比大幅増益となった【7859】アルメディオが後場一段高となったほか、上半期営業利益は会社計画を大幅上振れの【7733】オリンパスはストップ高となった。
短期過熱に対する警戒感がそろそろ出てくるかと思うが強気目線は継続。本日19,400円~19,500円窓埋め完了。次は、8月20日安値2万33円~21日高値1万9737円窓埋めへの期待はあるがすんなり上昇し、窓埋めはさすがに楽観的過ぎる気も。目先は週末にSQ、急ピッチな上昇を考えれば一旦上昇一服。この現在水準でのもみ合いがしばらく続くと見ておくのが無難か。