前場の日経平均株価76円高。前日の中国市場の急落を受け欧米市場は下落。日経平均もこれを受け引き続きリスク回避が強まり売り先行スタート。ただ、本日の中国市場が下げ渋りからのプラス転換を受け日経平均も徐々に買い戻しが強まりプラス転換。節目とされる18500円を前場引け間際に回復している。業種別では、ガラス土石製品、情報・通信業、陸運業、金属製品が値上がり率上位に。一方、保険業、水産・農林業、石油石炭製品、輸送用機器などが値下がり率上位となっている。
個別では、一部メディアの特集記事で、人工知能(AI)を活用した通販サイト向けサービスを展開する企業として取り上げられたことを材料視されてか【3606】ALBERTがストップ高まで上昇。また、民泊関連の【3236】プロパスト、ドローン関連の【2667】イメージワン、【2303】ドーンがストップ高に。その他、【6888】アクモスやマイナンバー関連の【3742】ITbook、フィンテック関連【3778】さくらインターネット、【3853】インフォテリアなども継続して強い動きとなっている。
後場は前場回復した18500円台を維持して終わるかが鍵となりそう。中国市場の動き次第だが、地合い関係なしで動く人気の自動運転、フィンテック、ドローン、民泊関連などでの短期売買。値幅取り狙い継続のスタンスで臨みたい。