前場の日経平均100円安と3日続落。寄り付きこそは前日の米株高や円安背景に買い先行もすぐさまマイナス転換。その後は下げ幅を拡大し、売り一巡後も戻りは限定的となっている。26、27両日の米連邦公開市場委員会（FOMC）、27、28両日の日銀金融政策決定会合を控え手控えムードなほか、米アップルの市場予想を下回る決算も嫌気され、関連企業の株価下落が相場全体の重しとなっているようだ。業種別では、水産・農林業、鉱業、食料品が値上がり上位に。一方で、電気機器、医薬品、空輸業が値下がり上位となった。
個別では、国平安グループ傘下入りを引き続き材料視された【3264】アスコットが連日のストップ高。上方修正、初配当好感の【3842】ネクストジェンもストップ高に。また、第三者割当増資材料視の【7612】コモンウェルス、上方修正のの【7859】アルメディオ、スマホゲーム｢ワールドクロスサーガ｣が引き続き人気【3624】アクセルマークの大幅上昇が目立つ。
人気のテーマ株では、バイオ関連。個人投資家に人気の【4594】グリーンペプタイドが大幅反発。また、越境EC関連の【2459】アウンコンサルティング、【6176】ブランジスタ。ブランジスタは｢神の手｣期待もあり。他にもテーマ複数あり成長株の【3914】ジグソーが高い。今日の注目でもあるHOME Iot関連、【7527】システムソフトも前場引けにかけプラス転換、急伸してきており後場の動きにも注目が集まりそうだ。
