本日の日経平均株価は62円安と3日続落。後場の日経平均、米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合の結果を見極めたい動きから積極的な買いは入らなかったものの為替の111円台を下支えにやや下げ幅を縮小した。業種別では、水産・農林業、鉱業、食料品が値上がり上位に。一方で、陸運業、電気機器、鉄鋼などが値下がり上位となった。
個別では、【4080】田中化学研究所がストップ高。提携先の住友化学が、今年度にスタートした18年度までの新中期経営計画中にリチウムイオン2次電池(LiB)向けの正極材を事業化すると報じられこれを材料視。また、bitFlyerとプロモーション提携を開始の【8728】マネースクウェアや中国の民泊仲介最大手『自在客(ジザイケ)』と提携を発表した【2477】比較.comなどがストップ高。レオスの大量保有伝わった直近IPOの【6187】LITALICO 、【2579】コカ・コーラウエストとの経営統合を発表した【2580】コカ・コーライースト、両社とも大幅上昇となった。
人気テーマ株などからはバイオ関連の【4594】グリーンペプタイドが急反発のストップ高。民泊関連の【1435】インベスターズクラウド、「神の手」や越境ECの【6176】ブランジスタなどの上昇も目立った。
明日はいよいよ日銀会合。現状では何かしらの緩和策に踏み切ってくるとの線が濃厚とみられている。ただ、GWの連休前となると緩和好感。一旦上昇となってもその後は利益確定売りに押される可能性も想定しておいたほうがいいかおと思う。