本日の日経平均1286円安の大暴落。後場は昼休み中に一部報道で離脱派が優勢と伝わりと為替が一時1ドル=100円割れ、日経平均先物が暴落。後場開始と同時に売りが売りを呼ぶ展開となり日経225先物は一時サーキットブレーカーが発動される展開。一時は1374円安まで下げ、取引時間中としては14年10月以来の安値を付けた。業種別では、33業種全てが下落。値下がり上位に保険業、証券商品先物、鉱業。
個別ではほぼ全面安のなか直近IPOの【3541】農業総合研究所、【3937】AWSホールディングスに短期資金が集まりストップ高。また、Oakキャピタルによる事業再生支援投資を先日伝わった【6721】ウインテスト。仕手性強く値動き軽い銘柄として人気の高い【2321】ソフトフロントが大幅高となったほか、本日の注目でもあるLINE関連、JPモルガン・アセットの大量保有、いちよし証券が17年9月期以降の利益予想を増額修正の【6721】フリークアウト、SBI買い増しの【4589】アキュセラなどが逆行高となった。
来週は本日の大暴落からの追証大量発生してることが想定できもう一段安を警戒。今のところはセリングクライマックスまで待つのが得策かと思う。もちろん日本だけが過剰に反応してる線もあり、短期的なリバウンドの可能性もあると思うがその局面では戻り売りを徹底!相場が落ち着くまでは完全に短期トレードに徹するのが無難なところだろう。