本日の日経平均株価は169円安と4日続落。後場は一段安と週末要因、雇用統計の結果前のポジション整理などの動きのほか、円高警戒などと下げ幅を拡大。午後14時に発表された6月の景気ウオッチャー調査の現状・先行き判断指数の悪化なども重しとなった。業種別では、値上がりはその他製品のみ。一方で下落率上位は不動産業、ガラス土石製品、電気・ガス業など。
個別では、小型株の一角、【3374】内外テックがストップ高。中国VR関連会社と合弁設立で基本合意の【4763】クリーク・アンド・リバー社が大幅高となったほか、昨日も上昇が目立ったがボロ株の一角に短期資金【3390】INEST、【3777】ジオネクスト、【3306】日本製麻などが上昇。その他、6月の売上状況好感の【4680】ラウンドワンなども逆行高に。
来週は今週の雇用統計の結果からの動きとなるが、週明けバーナンキ前FRB議長が安倍首相・黒田総裁と来週の11日に黒田総裁、12日に安倍首相と会う方向で調整が進んでいるという話が出ており、緩和への期待など再燃する可能性も。