本日の日経平均株価は6円安と小幅反落。後場は先物主導で寄り付きから売りが先行、その後中盤にやや下げ渋るも買いは続かず引けにかけ再度売りに押されマイナス転換。小幅安となった。業種別では、パルプ・紙、電気・ガス業、金属製品が値上がり上位に。一方で、その他製品、海運業、情報・通信業が値下がり上位となった。
個別では、位置ゲーム好調で上方修正、分割発表の【3912】モバイルファクトリーやPokemon GO」コーナー設置し最適な中古スマホ等を販売すると発表した【3021】パシフィックネットがストップ高。また、都知事選、小池百合子氏リードとの一部報道から電線地中化関連が引き続き人気化し、【5289】ゼニス羽田、【5815】沖電線、【5287】イトーヨーギョーなど関連銘柄が軒並み急伸した。
その他にもIOT関連【3727】アプリックスの材料からの急伸に連動する形で【3913】sMedio。カジノ関連の【3625】テックファーム、【6428】オーイズミなども人気を集めた。
明日も日米金融イベントを週末に控え様子見ムードとなる展開が濃厚。物色は決算睨みの個別物色のほか、好調なテーマ株で電線地中化関連、カジノ関連の一角を中心に監視。この2大テーマは週末に控える都知事選前には一旦の利益確定売りも。選挙終わり一旦の材料出尽くしは警戒。