前場の日経平均は257円安と大幅続落。前日の米株の下落のほか、円高へ急速に進行、1ドル104円台が重しとなった。売り一巡後も安値圏で推移し押し目買いはほぼ入らず。日米イベントが週末に控え様子見ムードとなっている。
個別では、中国「新浪」「微博」の広告販売代理店事業の開始を発表した【2330】フォーサイドや尿からiPS細胞を作製の【4978】リプロセルなどがストップ高となったほか、エクソソーム検出用抗体の特許権譲受契約締結を材料視の【3386】コスモバイオが一時ストップの大幅高に。また、第1四半期は12.7%営業増益、自社株買いの【6676】メルコなども人気を集めた。
任天堂関連、電線地中化関連、カジノ関連など直近賑わったテーマ株などが上昇一服し、全体的に様子見ムード。物色は個別物色中心となっている。後場はまず直近賑わったテーマ株から何処に資金が回るか見極めへ。週末日銀会合など控えてることから無理せず様子見もありかとは思う。