本日の日経平均株価は237円安と続落。後場は1ドル=104円台前半へと円高が進んだことから下げ幅を拡大し、一時300円近く下げる場面も。引けにやや下げ幅を縮めるも日米イベント控え戻りは限定的。業種別では、報・通信業、その他製品、空運業の3業種のみの値上がり。一方、証券商品先物、鉄鋼、鉱業などが値下がり上位となった。
個別では、アクティオHDがTOBで完全子会社化を目指すと発表した【9680】共成レンテムはTOB価格1600円に鞘寄せする動きからストップ高。また、ポケモン関連がモバイルバッテリーの出遅れの【6969】松尾電機が連日のストップ高となったほか、不動産関連の【3236】プロパスト、直近IPOの【 ベガコーポレーション [3542] 】ベガコーポレーションが後場一段高の大幅高となった。
その他、後場からは【7974】任天堂がプラス圏に浮上したことをきっかけに大きく下げていた関連も一時動意付く場面もあった。任天堂は明日決算控えるだけに一旦様子見、決算ギャンブルをするなら別だが今買うなら決算明け、内容を見極めてからが無難かと思う。
明日も米株安、引き続き円高を警戒。物色は直近賑わったポケモン関連、カジノ関連、電線地中化関連へ短期的なリバウンド狙いが入る可能性があるほか、引き続き決算睨みからの個別物色になるかと思う。