前場の日経平均株価は38円高と小幅続伸。先週末の米市場は下落も円高の一服から買いが先行。ただ、買い一巡後は上値重くマイナス転換、その後やや円安基調の流れを受け再びプラス転換。ETF買いなども意識され下値は堅いが積極的に買いにいく材料にも乏しく方向感に欠けている。
個別では、決算通過からの安心感か【6327】北川精機がストップ高。また、URリンケージなどとの業務提携を材料視の【2498】ACKグループもストップ高に。電線地中化関連も先週に続き人気、短期資金集め【5287】イトーヨーギョー、【5289】ゼニス羽田買われているほか、社長の復配を意識した発言を好感の【8585】オリエントコーポレーション。今月末からZMPフォーラム開催への期待から自動運転関連【3663】アートスパーク、【4667】アイサンテクノロジー、【8462】FVCなど買い集めている。
後場は引き続き買い材料不足などから方向感に乏しい展開を想定。中小型株、材料株での短期売買中心の立ち回りで問題ないかと思う。
