本日の日経平均株価は69円安と3日ぶり反落。後場の寄り付きは売りが先行も、日銀によるETF買いへの期待から徐々に下げ幅を縮小。大引けにかけて本日高値を付けた。業種別では、電気・ガス業、その他製品が値上がり上位に。一方で、保険業、銀行業、パルプ・紙が値下がり上位となった。
個別では、久々の【7974】任天堂の大幅上昇に刺激を受けたか、ポケモン関連で値動き軽い【6658】シライ電子が後場急伸のストップ高。また、炭素繊維強化(CFRTP)材料の【6327】北川精機も後場一時ストップ高を付けた。
引き続き値動きの軽い材料株、中小型株への物色のなかでは【3913】sMedio、【3121】マーチャント・バンカーズ、【3625】テックファームなどが大幅上昇となった。
明日は為替睨みの展開を想定。下値はETF買い期待に底堅いものの、やはり1万7000円の水準では売りも多くしばらくはこの水準付近、心理的節目の1万7000円を挟んでのもみ合いの可能性が高いと思う。ただ、週末にメジャーSQ、明日には、4-6月期GDP改定値、8月景気ウォッチャー調査や、中国8月貿易収支などの発表が予定されておりまずはこれを指標を見極めておきたい。