前場の日経平均株価は148円高と反発。後場は上げ幅を縮小と上値の重い展開。今晩に発表予定の米9月ISM製造業景気指数など米経済指標見極め、今週控える雇用統計もあり積極的に上値を追う動きにはならなかった。
個別では、子会社が相対型コミットメントライン契約を締結の【3856】リアルコムや上方修正好感の【2480】システムロケーション。後場一段高で「神の手」新企画材料のある意味仕手株でもある【6176】ブランジスタなどがストップ高に。
また、直近IPOの【3939】カナミックネットワーク、増配+上方修正好感の【7897】ホクシンが大幅高となったほか、中小型株からは仕手性強い【2340】極楽湯、JR東日本などとの連携を直近材料視の【4316】ビーマップ、5G関連の【3852】サイバーコムなども人気を集めた。
本日の東証1部売買代金は1兆6279億円にとどまり、9月6日以来の低水準。ドイツ銀行の不安後退も上記に書いた通り、米雇用統計などのイベントもあり波乱の展開を引き続き警戒。いつも書いている通りしばらくは主力は極力避け、人気のテーマ株、材料株、中小型株など資金が集まる銘柄での短期売買を中心にした取り引きが無難だろう。