前場の日経平均は65円安と続落。朝方は円安好感の動きから100円超の上昇も円安の一服、中国の貿易収支などの影響から円高に傾くと急速に上げ幅を縮小しマイナス転換と雰囲気は良くない印象を受ける。
個別では、上方修正、配当増額の【7725】インターアクションや心臓病治療法の開発を引き続き材料視の【2176】イナリサーチがストップ高となったほか、直近注目の【2656】ベクター、JAXAが宇宙太陽光発電システムの実証試験成功から【4026】神島化学工業などが一時ストップ高に。
また、カジノ法案の審議入りを容認する可能性が伝わったことでカジノ関連が軒並み堅調なほか、介護関連政策の注目株として【7817】パラマウントベッドホールディングス、決算上方修正の期待などから【2112】塩水港精糖などが大幅高となっている。一方で、相場操縦疑いで関係先を家宅捜索の報道から【3071】ストリームがストップ安。ストリームに関しては最近の上げからも分かるように仕手性強い銘柄。まあそういうことだと思う。
後場は前場のプラス圏から一気にマイナス転換の流れ考えると様子見姿勢でいたほうが良いと思う。今月1回もまだ入っていない日銀によるETF買いも期待できるが戻りが弱いようなら下手に今買うのはやめておくのが無難だと思う。