本日の日経平均株価は55円安と4日ぶり反落。後場は一時下げ幅を拡大と短期的過熱感を意識され利益確定売りに押された。物色では、その他金融、証券が上昇。決算手掛かりにした銘柄などの上昇がやはり目立った。
個別では、ロシア関連、PBRの割安感なども意識されたか【9355】リンコーコーポレーションに短期資金が入り大大幅高となったほか、ザラ場中決算発表を受け後場【6702】富士通が急伸。また、中小型株の一角【4764】デジタルデザイン が後場一時ストップ高に。
その他、寄り付き売りが先行した【7974】任天堂は決算アク抜け、今後のスマホゲーム期待などにプラス転換から上げ幅を拡大。直近、注目銘柄の【3415】TOKYO BASEは新値更新。他、注目2銘柄はマイナス圏で終わったものの、チャート崩れてはおらず良い調整にはなったかと思う。
明日も引き続き短期的な過熱感を意識、騰落レシオはまだ140台と高い水準。ここから高値を追うにはもうしばらく日柄調整が必要かと思う。また、新規材料も必須。もうしばらくは決算本格化からの決算手掛かりにした銘柄、上値追いが継続している銘柄中心の立ち回りが無難なところだと思う。