前場の日経平均は76円安と反落。米株安、円高が重しとなったほか、直近の上昇からの短期的過熱感、今週控える複数のイベント前ということもあり積極的な押し目買いも限定的。
個別では、クックパッド前社長の穐田氏が1株807円でTOBの【6084】オウチーノや上方修正好感の【3150】グリムス、【7841】遠藤製作所、【6964】サンコーなどがストップ高。また、自動運転関連(ZMP)上場への思惑が引き続き材料視の【8462】FVC、【4667】アイサンテクノ、【3663】アートスパークが買い優勢のほか、新作スマホゲーム期待の大きい【3758】アエリアや決算へ向けての期待、直近の注目銘柄でもある【6079】エナリスなども人気を集めている。
物色は決算シーズン手掛かり、材料株、中小型株中心だが、引き続き後場もこの流れが継続する可能性が濃厚。直近の短期的過熱感、週前半から後半にかけてのイベント前ということもあり、やや慎重に。今週は極力値幅取り重視が無難かと思う。
