本日の日経平均株価は9円安と10日ぶり小反落。前場に続き後場も根強い押し目買いに下げ幅を縮小。海外投資家はクリスマス休暇入りの一部指摘も。物色は個人主体か直近IPOや材料株、値動き軽い中小型株に集中した印象だ。
個別では、上海において温浴施設をフランチャイズ(FC)出店合意の【2340】極楽湯が後場再度ストップ高に張り付き、初動の可能性あり。また、直近IPO【6539】MS-Japan、【7782】シンシアもストップ高。
また、【6190】フェニックスバイオは105円の為替想定レートの見直しの思惑から後場急伸、一時ストップ高となったほか、ゲームキャラクター衣装を製作・販売する「コスプレ事業」参入の【3624】アクセルマーク、COOKPAD(クックパッド)前社長の穐田誉輝氏の思惑相場継続の【6084】オウチーノなどが後場急伸となった。
その他、中小型株からは【6862】ミナトホールディングス、【3648】AGS、【2415】ヒューマンホールディングスなどの上昇も目立った。
明日は日銀金融政策決定会合の結果発表、引け後には黒田総裁会見。ほぼ無風通過だとは思うが結果後の動きには警戒。
海外投資家はクリスマス休暇入りとの話が出ており、明日も個人主体で直近IPO、材料株、値動き軽い中小型株メインの相場を想定。個人的には大き目な調整が入るまでは引き続き値幅取り中心のスタンスで攻めるのが無難かと思う。