本日の日経平均株価は31円安と3日続落。後場一時押し目買いにプラス圏に浮上する場面もあったが大引け前に急落。外国人投資家のクリスマス休暇入りとあって売買代金は久々に2兆割れ。手掛かり材料難から方向感に欠ける展開となった。
個別では、後場は仕手性強い小型株の一角【6016】神戸発動機やチャート妙味、2年ぶりに株価ボックス圏抜けの【6803】ティアックが大幅高。また、こちも小型株【1724】シンクレイヤ、【5903】シンポなどが前場の買い一巡後からも高値圏を維持したほか、【4334】ユークスが後場急伸し、ストップ高まで買われた。
その他、スーパーマリオらん出尽くしからの売りが一巡の【7974】任天堂が反発したほか、デンソーとNECの協業開始を材料視から【3653】モルフォ、越境EC関連の【6081】アライドアーキテクツ、直近IPOの【3550】スタジオアタオなども人気を集めた。
外国人投資家不在からやはり物色は個人主体の値動き軽い中小型株へ。主力の上値が重い一方でマザーズなど新興銘柄に買いが集まった印象だ。明日も手掛かり材料難から本日のような相場が継続する可能性が高く短期値幅取り中心の立ち回りを意識。
年内の益出し、損出しで明日までということもあり明日の売買も慎重に。個人的には年内のトレードはもう無理する必要もないかと思う。大きく推すようであれば押し目狙い、上値の重い現状(手掛かり材料難)の中で新規の買いは極力避けるのが無難だと思う。