本日の日経平均株価は256円安と続落。後場は一段安ともう一段の円高に振れ下げ幅を拡大し、一時300円超安。その後は引けにかけて下げ渋るも戻りは限定的。16年の大発会からの急落も意識され、利益確定売りが加速したように思える。
個別では、ワードプロセスコンサルティング(PPC)と資本・業務提携すると発表したセキュリティ関連の【3927】アークンや直近IPOの【3968】セグエなどがストップ高。また、理化学研究所の革新知能統合研究センター(AIPセンター)が米NVIDIA社のディープラーニング(深層学習)システム「DGX-1」を24台導入する予定との一部報道を材料視からNVIDIA社と総括サポート契約を結んでいる【2488】日本サードパーティ、有機EL関連の一角【4120】スガイ化学工業が大幅高となった。
その他、いちよしが新規「A」、目標株価4700円とした【6087】アビスト、上方修正&増配好感の【2178】トライステージなどの上昇も目立った。
明日はいよいよ今年ラスト大納会!気分的には上昇で綺麗に終わって欲しいところではあるが、これまでがこれまで、トレンプ相場に入ってからまともな調整らしい調整がなかっただけに警戒。2016年の大発会からの動きを参考にすれば様子見スタンス。
引き続き短期資金が集まりやすい材料系中小型株や直近IPOでの値幅取り狙いの立ち回り。もしくはじっくり主力銘柄などの押し目待ちが無難かと思う。