本日の日経平均株価は327円安と大幅続落。後場は日銀によるETF買いの思惑に下げ渋る場面もあったが、円高やトランプ政権政策の不安などに再び下げに転じた。なお、今年最大の327円安は今年最大の下げ幅に。
個別では、上方修正好感の【7705】ジーエルサイエンス、【4957】ヤスハラケミカルが後場にストップ高。また、国内大手電気機器メーカーからイメージセンサ検査装置WTS-311シリーズを受注したと発表した【6721】ウインテストや上方修正+配当増額など好感された【3023】ラサ商事などが急伸し、大幅高となった。
その他、ゲーム関連の一角【3932】アカツキが後場に動意付き大きく買われたほか、政府が治療や健診を目的に日本を訪れる外国人の受け入れに特に適した医療機関を推奨すると報じられ、医療ツーリズム関連として【6063】日本エマージェンシーアシスタンスが後場一段高に。
明日もトランプ政権への不信感など警戒。また、FOMCを控えているだけに引き続きやや様子見姿勢が良さそう。物色は決算絡みや上昇トレンド継続中の銘柄を中心に監視。