前場の日経平均株価は55円高と小幅続伸。先週末の雇用統計の発表を受けた米市場が上昇し、再び2万ドル台に回復したことなどを受け上昇スタート。一時節目の1万9000円台を回復する場面もあったが、買い一巡後は円高重しに上げ幅を縮小している。
個別では、スマートフォン向けゲーム「A3！（エースリー）」期待、100万ダウンロードを引き続き材料視の【3758】アエリア。連結子会社でオンライン医療相談プラットフォーム「first call」を展開するMediplatがサンプリと業務提携し、今春から法人向けサービスで連携を開始すると発表した【6095】メドピアなどがストップ高に。また、固定資産売却益28億円が発生の【8256】プロルート丸光、第3四半期決算の【4689】ヤフーなどが一時ストップ高の大幅高となった。
その他、決算好感から【3660】アイスタイル、決算・自社株買いの【6804】ホシデン。決算・配当増額・株式分割【7874】レックなどもストップ高まで買われた。
買い先行も円高重しに上げ幅縮小と、節目の1万9000円台は維持出来ずとやはり上値を積極的に買う動きみられない。後場は引き続き円高警戒。今週末の首脳会談までは基本様子見し、短期売買をメインにしておいたがほうがいいだろう。
