前場の日経平均株価は27円安と4日ぶり反落。前日の米市場が反落となったほか、円高重しに売りが先行。その後は一時押し目買いにプラス転換する場面もあったものの、FRB議長の議会証言、週末要因など控え再びマイナス転換。やはり予想通りといったところか狭いレンジの推移に。
個別では、短期筋などの仕掛けか小型株の一角【8783】GFAが急伸ストップ高。直近、仕手性強い小型株の人気も追い風になってるかと思う。また、旧東京テレビランドから通販事業を買収、新たな事業開始の【3779】ジェイ・エスコムもストップ高となった。
その他、直近IPO銘柄。青天井相場に入り勢いに乗る【6541】グレイステクノロジーや「NetFront Browser NX」が任天堂の「Nintendo Switch」に採用された【4813】ACCESSなどが大幅高に。直近人気の仕手性強い小型株からは引き続き【3121】マーチャント・バンカーズが堅調に推移したほか、【4779】ソフトブレーンは5日線をサポートに大きく切り返している。
後場は日銀によるETF買いの可能性もなくはないが、上記で書いた通りFRB議長の議会証言、週末要因考えると基本は様子見。前場値動き軽かった銘柄を中心にデイトレ、値幅取り狙いで触るのも悪くないが今日のところは無理せずが良いだろう。