前場の日経平均株価は390円安と3日大幅続落。前日の米市場の大幅下落や円高重しに全面安となり戻りも鈍い。一気に投資家心理が悪化した感がある。
個別では、阜大と共同で常温・無触媒でアンモニアから水素を作る技術開発と報じられた【6901】澤藤電機や直近IPO、上場5日目の【9325】ファイズ。また、中国・北京に介護事業の合弁設立し、前日もストップ高の【2425】ケアサービスなどがストップ高となった。
ほか、東京電力EPと省エネリフォーム事業で提携の【2311】エプコが一時ストップ高の大幅高となったほか、17年3月期決算好感の【7164】全国保証やアステラス薬と共同研究契約を締結の【4591】リボミックなどの上昇も目立つ。
後場はいつも通り日銀によるETF買い思惑が浮上しそうだが、今日の下落からの投資家心理の悪化を考えると戻り局面は売りが降ってくる可能性高く様子見。もしくは地合いにあまり左右されない上場直後の直近IPOや材料株狙いが良いかと思う。
