本日の日経平均株価は414円安の3日続落。後場は日銀によるETF買いの思惑もあったものの、戻りは鈍く引けにかけ一段安とトランプ相場始まって以来の下落幅に。やはり投資家心理は相当悪化しており、明日以降も下値模索の展開を警戒しておきたいところだ。
個別では、新製品2次元CADシステムを3月27日に発売開始すると発表した【4640】アンドールが後場ストップ高となったほか、業績・配当予想を上方修正した【1807】佐藤渡辺が後場に入り急伸、大幅高となった。その他、みずほ証券が目標株価を4万円まで引き上げ、日足上抜けから注目に挙げた【7974】任天堂が後場一段高に。
今日の日経平均の動きを見る限り戻りがとにかく弱い上、投資家心理もかなり悪化した印象。目先は下値模索の展開を警戒。1万9000円~1万9600円のボックスから下に抜けてくる可能性が高くなってきてるだけに押し目買いは慎重に。
地合いが落ち着くまでは日経平均の動きにあまり左右されない値動き軽い上場直後のIPO銘柄。また、この地合いの中でも比較的上昇トレンドが崩れていない強い個別株中心に値幅取り。
仕事などでデイトレ出来ない人は好業績銘柄などの押し目をじっくりと複数回に分けてじっくり拾っていくのがベストかと思う。