前場の日経平均株価は5円安と小反落。前日の米株高、円安背景に3月期末配当落ち伴う売りをほぼ埋めるも積極的な買いは続かず様子見ムードに。
個別では、ヤフー電子書籍ストア運営業務を受託と報じられた【3658】イーブックイニシアティブジャパンや前日引け後に発表された第2四半期決算好感の【3174】ハピネス・アンド・ディがストップ高となった。また、黒字浮上の【4288】アズジェントが一時ストップ高の大幅高となったほか、東証1部に指定替えが決まり資金流入の【2424】ブラスが連日の大幅上昇に。
その他、インターネット技術の標準化団体「W3C」(World Wide Web Consortium)に加盟したと発表した【3782】DDS。農用機器の需要拡大期待や農業ICT関連として関心向かった【7985】ネポンなどの上昇が目立っている。
前場は配当落ち分の下げを埋め、底堅く強い動きにに見えるがしっかりとした方向性は見えず。しばらくは材料株、中小型株の値幅取りしつつ、相場の方向性見極めていくのが良いかと思う。