本日の日経平均株価は14円高と小幅続伸。米株高や円安背景に配当落ち分を埋めるも、その後は手掛かり材料に欠け前日終値を挟んでのもみ合いとなった。後場は日銀によるETF買いも意識されたようだ。
個別では、直近IPO上場2日目の【3562】No.1がストップ高まで買われたほか、クオカードの優待を拡充した【6061】ユニバーサル園芸社や政府の「働き方改革」実行計画を受けて人材関連に物色の矛先が向かい、人材派遣の割安銘柄と紹介された【2163】アルトナーなどが大幅高となった。
その他、中小型株の一角から【6336】石井表記、【3556】リネットジャパン、【6264】マルマエなども大きく買われた。
注目銘柄からは【2438】アスカネット。上値の抵抗線となっていた2340円付近を明確に抜けてきており、本日小幅安も引き続き多少の警戒しつつも上昇期待。【4369】トリケミカル研究所も2600円付近の抵抗線抜けアスカネットと同じく。
【6191】エボラブルアジアは予想通り1部昇格動意付き一旦利益確定売りに押されるも押し目から再上昇となっており、ここから緩やかながらも上昇トレンドに乗りつつあると判断して良いと思う。【3758】アエリアは5日線挟んでのもみ合いとなったがスイング、中期目線で3段上げの展開に継続して期待したいと思う。
日経平均は手掛かり材料に欠けもう少し方向性を見極めへ。