前場の日経平均株価は51円高と小幅反発。前日の米株高や円高一服からに買い戻しが先行した。ただし、節目の1万9000円では上値は重く徐々に上げ幅を縮小と伸び悩む。今週の雇用統計控えることや、ロシアでのテロ、北朝鮮の弾道ミサイル発射など積極的に買いにいくにはやや厳しい状況が続いていると思う。
個別では、マーケティングオートメーションが、経済産業省が推進する「サービス等生産向上IT導入支援事業」の対象サービスに認定されたと発表した【3976】シャノンや材料は確認出来ないものの、仕掛け的な買いが入った【6239】ナガオカがストップ高。また、3月既存店売上高を好感された【3547】串カツ田中が一時ストップ高の大幅高に。
その他、頻繁に仕手化する中国関連の【5341】アサヒ衛陶や直近IPOの【3983】オロ、【3984】ユーザーローカル。ゲーム関連の【3911】Aiming、AIプレートで人気の【2438】アスカネットなどに買いが入っている。
後場は日経平均の戻りの弱さが目立っているだけに、前日のような売り仕掛けの動きには警戒おきたいところ。目先の日経平均動きとしてはやはり下目線で見ておき、中途半端な押し目は極力避けたほうが良いかと思う。