本日の日経平均株価は203円高と3日続伸し、節目の1万9000円を回復。前日の米株高や懸念された北朝鮮が核実験や弾道ミサイル発射などの目立った動きが見られなかったことから買い安心感が広がった。
個別では、大阪工場譲渡で18年3月期に特別利益計上を発表した【4367】広栄化学工業や直近IPOの【6548】旅工房がストップ高となったほか、中期経営計画を発表した直近IPO銘柄の【3479】ティーケーピー、ザラ場中に決算発表をした【4004】 昭和電工などが大幅高に。
その他、注目銘柄でもあるA3好調の【3758】アエリアが後場一段高の年初来高値を更新となったほか、宇宙航空研究開発機構(JAXA)との共同研究開始をすると発表した【3741】セックが一時急伸となった。
地政学リスク後退から為替が1ドル=110円、日経平均は節目の1万9000円台を回復し、投資家心理が改善してきている。ただ、直近の上昇からやや短期的過熱感もあり、そろそろ戻り売り警戒も。