前場の日経平均株価は29円高と小幅続伸。海外市場がまちまちな中でやや買い優勢で始まるが、その後は手掛かり材料難にもみ合う展開。引き続き大台2万円台を前に足踏み状態が続いている。
個別では、東レと三井物産がTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した【4965】曽田香料がTOB価格1140円にサヤ寄せする流れからストップ高。また、決算好感から【2750】石光商事、【8891】エムジーホームなどがストップ高となっている。
その他、注目銘柄からは決算通過の安心感から再び「みんゴル」期待の【3793】ドリコムが大幅高となったほか、メルカリ上場思惑も【2497】ユナイテッドが堅調に推移と順調だ。
日経平均は後場もこう着感の強い展開を想定。前場好調だった銘柄中心に値幅取りなど上手く狙っていきたいところ。