今週は日経平均がアベノミクス下における高値を更新し、大型株や輸出株が本領を発揮し出した一週間と言える。8月はGPIF改革で徐々に上向いていたが、ここにきて円安加速による急上昇は正に円安の恩恵は大と改めて感じられる動向と言えるだろう。チャートを見る限り110円という節目がありここがキーポイントと考える。110円超えを果たしたら一度落ち着く可能性はあるが、急な変動要因は現状無いと判断している為、近日で115円や120円までいくことは考えづらいだろう。市場全体を見てもようやく活気付いてきた感があり、来週中に日経平均で1万6500円超えの可能性も視野に入れつつ注目したい。